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2007年3月16日 恋愛
角田光代の本です。

短編なんだけど、今の自分には泣ける話がいっぱいだった。
それを狙って読んでる訳ではなくたまたまだけど・・・

百点満点の文句なしの男の子より
別れた何でも言いあえる気を遣わない別れた彼氏に
安心感を覚える話とか・・・

いきなり長く付き合ってきた一緒にいるのが当然の彼氏に
別れを告げられる話とか・・・

旦那の浮気が発覚して崩壊寸前の夫婦が
付き合い始めて初めて行った旅行の宿に行って
そのときの記憶が甦ってくる話とか・・・

記憶の話。
私はふと今も考える。

楽しかったときの思い出。
自分にとってのあの人。

何でも言えたな・・・あの人にだけ。
たくさん怒ったけどたくさん思われてたな・・・。
あそこにも行ったり、あそこにも行った。
あんなこともあったよね、こんなことだってあったよね。

過去は美化される。
だけどふっておいて何だけど
私はやっぱり彼を憎んだりすることはない。
感謝している。

だけど向こうはどうだろう。
私のこと憎んでいるだろうか。
私のこと思い出したりしないだろうか。
私との楽しかった思い出、覚えていてくれるだろうか。
私のあげたもの、私と一緒に選んだもの、
これからも大事にしてくれるだろうか。

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